古き良き日本のアニメーション集

  • SHORT PEACE

 里帰りから東京に戻り、残り1日の休みを使って映画を見に行く。日本を代表するアニメーション監督たちが日本というテーマを元に好き勝手やりたいものを作るコンセプトのショートフィルム集。一時期コンピレーション的な映画が流行ったことがあり、映像は現代の技術も盛り込まれつつも、作品全体からは古き良き昭和臭かおる映画だった。
 正直、大友監督がアカデミー賞取ったのに合わせての企画だったんだろうなって感じだったが、森本晃司のOPアニメーションに完全にやられてしまい、映画に引き込まれていた。願わくば、1年後くらいに民放で深夜に放送し、それを見た中高生が学校で"なんか昨日変なアニメやってなかった?"とうわさし、数年後大学、もしくは専門生になって再び見て、"あのときの映画だ!!"と思い、そして同じような作品集を大人になって劇場に見に行く。自分がメモリーズをみたときのように。