肘にロケットがついているから強い、なんの間違いもない

 仕事終わりにパシフィック・リムを見に行く。サブカル好きのオタク監督、ギレルモ・デル・トロ監督。随所に散りばめられた日本の特撮、アニメへのリスペクト。そして怪獣(劇中でもカイジューと呼ばれてる)と巨大ロボットイェーガーとのバトル。とにかく、ずっかんずっかん、殴り、ギミックで攻撃したりと私たちのようなオタクには心揺さぶられる映画となっていた。肘からロケット出てパンチしたり、ツインシステムしたりと、そんなところ突っ込むのは野暮の極み、肘からロケットでてりゃ強いパンチが撃てるのだ、そこには理屈はいらない。
 アメリカ本国では興行的には結構な赤字をはいていたが世界でヒット、特に中国では50億いったらしく、こりゃ次回作はメインが日本人キャストから中国人キャストになるのかなぁと推測される。でも菊池凜子もよかったし、芦田愛菜の泣く演技はまぁ、人の心を不安で不快なほうにぐいぐいもっていく、本当にうまかった。次回作作られるのならまた出てほしい。