メランコリック

初吉祥寺アップリンクでメランコリックを鑑賞、本日は監督の舞台挨拶もあった。

 

東大出てるけど就職できずバイト生活で実家暮らしの陰キャ主人公が昔の同級生に出会ったきっかけの銭湯であわよくばもう一度会いたいとの下心から働き始めるが、そこは夜は人を殺して処理する場所だった、というストーリー。

 まず、主人公の陰キャぷりがすごい。モデルの人いたのかと思うほど。イケメンなところというのもよくわかる、東大、イケメン、だけど陰キャになったらああなるよね、という感じでしゃべり方もすごくよくわかる。あれを演技臭いという人もいるが、陰キャな感じがとてもでていた。

 そして、アクションシーンがとてもかっこいい。現代のガンアクションも取り入れられていて、そこまで多くないのにしっかりとしている。

 

とにかく、ストーリー、撮影、音楽と全体としてとてつもなく完成度の高い映画だった。これを300万で撮影したというのがすごい。役者は無名かもしれないが面白い映画はできるものだ。これからもっと広まってほしいし、自分も自主映画を撮る身として、負けてられない。パンフを見るとSonyの1眼レフで撮影しているぽい、これは早々に買わなくては。