一文字拳序章 最強カンフー少年対地獄の殺人空手使い

 週末、久しぶりに映画を見に行こうと、前売り券を買ったスパイダーマン、には行かず、気になっていたインディース映画”一文字拳序章 最強カンフー少年対地獄の殺人空手使い” をシネマ・ロザに見に行く。

 ひさびさの日本映画、しかもインディーズという不安があったが杞憂に終わるおもしろさ。Gジャン、赤T、赤ハチマキにフィンガーグローブ、そしてそこにカンフーアクションをミックスした90年代オマージュ溢れており、インディーズでも衣装や音楽にこだわりが見えて、しかも演者も癖が強いがとても良い。主役の茶谷優太はベビーフェイスだがアクションの切れはピカイチだった。大手映画会社は中元雄監督は早めにコンタクトとっておいたほうがいい。もし変態仮面の3を作るなら彼に取ってもらうという手もありなんじゃないか、と思った。

 ひさびさに良い映画を見たなぁ。ハリウッド映画ばかり見てて、ちょっと惰性感あったのでここでクリアにできた気がする。