僕の名前はヴィカス

 混み込みの新宿ピカデリーにて鑑賞。前日に映画館で予約をしてきたので良い席で見れた。
 映画はセミドキュメンタリーの形を取り、インタビューを織り交ぜながら突然南アフリカに現れた宇宙船と通称”エビ”と呼ばれる宇宙人と人間の対立をヴィカスを中心に描いている。この映画は南アフリカという国の比喩が含まれているのは見ればわかってもらえるだろう。アパルトヘイトという人種隔離政策を行った国だからこそ考えられたストーリーであるだろう。
 元々は短編であったものをピータージャクソンによって見出され、20億ほどの低パシェットで作られた今作、て、20億が低予算なんて、日本では大作20世紀少年3部作と同額というところにもなんだかなぁと思ってしまう。