今年の夏は見る映画が多く、まずは1本目を公開初日に見に行く。劇場は半分弱、本日の最終回だとしても初日でこの客入り。ただ、アイアンマンが初日で2割だったのに比べれば多いか。
夏映画の定番になりつつある細田守3作目の"おおかみこどもの雨と雪"。おおかみおとことの間に子を持った花とその子雪と雨の12年間を描いていく。大きな爆発やバトルがあるわけではないのに映画にどっぷり浸ることができるのは、とてもストーリーテリングが丁寧に作られていたからではないだろうか。話の軸は家族と子供の成長、ある意味、日本映画が得意な分野だが、それをアニメでうまく表現していた。映像も至極で背景美術の美しさ、CGとの絡め方、またCGを生かしたカメラワークと、これから公開される海外のアクション映画とはジャンルは違えど熱く心に残る良い作品だった。夏の1本目の映画がこの映画で本当によかった。
ちなみに、Twitterでは滝がすごいといわれたが、その情報のせいなのかもしれないけど、滝はちょっとCGとしてあまりあっていなかった。まぁ、難しいのはわかるし、そんなこと気にするのはCGやってる人間だけだからまったく問題ない。
あと、映画にあこがれて雨の日に山にいくと、山ヒルに噛まれます。靴の中にも進入してきます。素足なんてもってのほかです。と、岐阜の山に囲まれた地区育ちからの忠告。
次は、ダークナイト・ライジングか。
ちなみにサマーウォーズはテレビ放送2日前に買ってしまっていた。
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