夏と大家族

 ときかけの細田守監督最新作をやっとこさ見に行く。レイトショーにもかかわらず映画館は満員。すごい客入り。
 ネット世界と現実世界の描写。アバター等のCG、そしてストーリーテリング。どれをとっても一級品、これは見ないと損な映画。予告編で気になった演技部分も改善されていた。
 この夏はエヴァといい、このサマーウォーズといい(ホッタラケは3Dだったんで日本人にはむかなかったんだろうな・・)この夏はアニメ映画が大盛況だったが、エヴァもおもしろかったが、サマーウォーズのほうが見ていてどきどきした。いうなればエヴァは続編、再構築されたものであり、元からおいしいもの、最上級のステーキを違うソースで食っているような感じで、そりゃ元がうまいし、新たに作られたソースも(まぁ同じものをおもしろく再構築できるのも十分すごい)うまいんだろう。
 おもしろいに決まっているものを見に行って、案の定おもしろいってものだったってのがエヴァの破だったのに対して、細田作品ならおもしろいだろうと思って、新しいオリジナル作品もの(たしかに要所要所でデジモンぽかったりするけど)をみておもしろかったのがサマーウォーズだった。

 個人的に一番笑ったのが高校野球地区大会でヒット30本打たれて勝つというところ。30本って、どんなけ打たれてんだよ、そしてそれ盛り返すナインって。あと、この自然の感じを実写で見たい人は天然コケッコーを見るといいと思う。

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