記事移行完了

 2003年から書き始めたはてなダイアリーだが、サービス終了につき、ブログへ移行した。別に意固地にダイアリーを使い続けたかったわけでもなく、たまたまダイアリーで問題がなくそのまま書き続けただけなのだが、ついにサービス終了となり、ブログになった。

 別にブロガーでもなく、本当に日々思ったことを記す、まさしく日記替わりで、近頃は映画のタイトルだけの日も多いのだが、それでも月1つは書くようにしていたので、よくまぁ、ここまで続いたものだなぁと思う。

 人に見せる気はない、ネットの戯言なので、暴言も書くので、ばれるとちょっとだけめんどくさいものではあるが、Twitterに書かないだけましかと思っている。吐き出したいどす黒いものをつらつら書いたりもする。

 

 今後も見た映画記憶用として月数回書いていくのだろう、のんびり続けていこう。

今年のトレンドは投手の肘の消耗

そういや今年はバントは非効率蘊蓄見かけなかったのは別の叩く要素あったからかな。別に野球に興味なんぞないくせに、上げ足取るの大好きなことで。あれだね、みんなパワプロ感覚で名監督ぶりたいわけですわ。普段運動もしないくせに、運動系は頭悪くて無知だと思ってるんですよ。
 やろう系小説の主人公か、はたまたヤン・ウェンリー気取りか、オタクがリーダーになって勝てるのは漫画とラノベの中だけなんで、妄想でお楽しみくださいってとこだ。

2000年代邦画ブームの再来

  • カメラを止めるな

 今話題のカメとめをやっと見に行く。レイトの回でもほぼ満席。映画はおもしろい、ネタバレになるのでかけないが、内田けんじ監督の運命じゃない人を思い出させる作品だった(上映してる雰囲気がその当時とダブったのもある)

 カメとめのヒットというのは、ポット出た話のように見えて、君の名はから積み上げてきたものの集大成だと思っている。君の名は公開近辺で映画館には確実に客が増えていた。そして、面白い映画は配役、監督に縛られない雰囲気ができていたと思う。そして100円の恋の日アカデミー賞受賞、恋人たち、ディストラクションベイビーズの公開館最高記録、勝手にふるえてろのヒットからのカメとめという流れ(間にもいろいろあるが、とりあえず見た映画で固めた)があって、この感じは2000年代のミニシアターブームを彷彿させる。
 ただ、ここできついのはブロックバスター系邦画である。客が入らないのは決して出来が悪いからというわけではなく、ニーズにこたえられてないのだと思う。VFXばりばり見たいならハリウッドの作品見ればいいし、恋愛ものならそっちを見る。これも2000年代のときと同じような感じだ。
 映画館で見る人の8割は年間1本見るか見ないかで、カメラを止めるなはあくまで残り2割に向けた映画だったわけで、そこを食い荒らし始めると、全体的に落ちて行ってしまう。予算かけた映画はこの8割を取りに行ってくれないと。そして、それを見事にやったのが劇場版コードブルーだったりする。

スターウォーズだからこそ

 スターウォーズ関連が公開されるたびに一緒に見に行く友人とともに、ハン・ソロを見に行く。
 スターウォーズの人気キャラクターハンソロの生い立ち、チューバッカとの出会いを描く冒険活劇のスタートといった感じ。あのキャラクターが出てきたりといろいろサプライズと続編へのつなぎが満載だったのだが、如何せん興収が芳しくないようで、続編が絶望的だったりする。
 自分としては、エピソード8よりもおもしろかった。最近のハリウッド映画にありがちな中途半端な政治メッセージもなく、エンタメに徹しているのがよかった。
 ただ、何となく不評だったのもわかる気もする、自分はスターウォーズに全く思い入れがないので、フラットにみているが、ファンは気に入らなかったのだろう、ロン・ハワードに監督が交代し、きっちり整えすぎたのも想定の範囲内に収まった感があった。ホームランを期待したらヒットだったという感じ。
 エピソード8はスターウォーズという部分がなければ取るに足らないSF映画だったろう、逆にハンソロはスターウォーズという部分が足枷になった感がある。それだけスターウォーズの看板はでかく、時に邪魔になるのだ。

他人に厳しく、自分に甘く

 いいね、いいね、世の中がどんどん、甘く楽する方向に向かってくれる。自分に甘く、他人に厳しいやつがどんどん増えていってくれれば、俺みたいな3流でも生き残れそうだ。本当にありがたいかぎりだ。
 大体、人間てやつは、自分に甘くなっちまう生き物でな、自分を律せれるものなぞ稀有なわけで、そこに強制力があって伸びてきた側面がある。本当の天才はやってるがね、大半は凡人、1.5流程度なら、俺みたいな3流でもなんも考えなくても何とかなりそう。ほっときゃずるずる落ちてくる。みんな、才能あるのにバカだね、俺程度に並ばれてやがる。
 自分は基本根性論推進派なとこあって、おんなじ効率的なやり方とかいうのでやってたら、ポテンシャルの高い奴が絶対に勝つのよ。効率的に無駄なく鍛えるってのが鬼門でな、結局ある程度にしかならないわけだ。チーム戦ならそれでいいかもしれんが、個人主義ばりばりの現代でそれが通用するほど甘くはない。
 限界を1度は超えないといけない、それが自分でできるやつはなかなかいない、そこに才能がプラスされて1流なわけだ、ポテンシャルと限界突破、これ両輪。