スターウォーズだからこそ

 スターウォーズ関連が公開されるたびに一緒に見に行く友人とともに、ハン・ソロを見に行く。
 スターウォーズの人気キャラクターハンソロの生い立ち、チューバッカとの出会いを描く冒険活劇のスタートといった感じ。あのキャラクターが出てきたりといろいろサプライズと続編へのつなぎが満載だったのだが、如何せん興収が芳しくないようで、続編が絶望的だったりする。
 自分としては、エピソード8よりもおもしろかった。最近のハリウッド映画にありがちな中途半端な政治メッセージもなく、エンタメに徹しているのがよかった。
 ただ、何となく不評だったのもわかる気もする、自分はスターウォーズに全く思い入れがないので、フラットにみているが、ファンは気に入らなかったのだろう、ロン・ハワードに監督が交代し、きっちり整えすぎたのも想定の範囲内に収まった感があった。ホームランを期待したらヒットだったという感じ。
 エピソード8はスターウォーズという部分がなければ取るに足らないSF映画だったろう、逆にハンソロはスターウォーズという部分が足枷になった感がある。それだけスターウォーズの看板はでかく、時に邪魔になるのだ。