そして伝説となる

夏映画2本目、ダークナイト・ライズスを見に行く。3部作の最終章、今回のヴィランはベインと当初のうわさとは違うヴィランとなったが、圧倒的な力と統率力はジョーカーとはまた違ったヒールであり、バットマンを追い込んでいく姿は堂々たるものだった。3部作ということでさすがにこの1本だけでは意味が理解できない人も多いだろうが、公開前にテレビでダークナイトを放送したのがうまく観客動員につながっていると思う。やはり、まだマスの力は侮れないんだと思った。それにしても見事に終わらせた3部作だった。ビギンス、ダークナイト、そしてライズス。どれもかけてはならないひとつの叙事詩バットマン神話を見せてもらった。
 それにしても日本だと頭脳明晰キャラはモデルみたいな細身ですっごく強いイケメン(あと眼鏡かけてる感じ)だが、そんなやつが強いわけないんだよな。日本の細マッチョ最強に違和感を感じまくりなのででかくたくましいベインは最高だった。(スキンヘッドに変なマスクだからかっこよく見えないかもしれないがベイン役のトム・ハーディは超イケメン)やっぱり、でかくて力ある奴は強いんだよ。

 とにかく大団円。見終わった後には、魂に力がみなぎる映画だった。さぁ、昇れ、昇れ。