段ボールの可能性

廃棄される段ボールや梱包材から自転車を作るお話。

http://wired.jp/2012/08/08/9dollars-bicycle/

段ボールにはいろんな可能性があって、この人は段ボールでカヌーを作った人の話を聞いて、自転車もできるんじゃね?と思って作ったそうだ。
ちなみに動画もある。

https://vimeo.com/37584656

で、今日のテレビ東京WBSで、アップリサイクルという特集。リサイクル品にデザイン性を持たせて売るというのだが、値段がお高い。デザインで付加価値ってことなんだけど、やっぱり、そのお値段なら普通のもの買うよな。学校のいすの背を再利用したハンガー3つで3000円ってもっといいもの安く買えるだろうし。この付加価値ってのはやっかいで本来付加価値は使う側がほしいものがついてて何ぼだと思うんだが、作るほうが勝手につけて価値あるだろうってのは押し売りだよな、てか、廃材なんだから原価低いだろうに、加工費が高いってんならそれはもうリサイクルじゃなく、普通に破棄すべきなんだし。その辺のずれが、なんとも、微妙な、ハイソな層にちょこっとだけ認知されて、すすっと消えていく、なんとも永続性のねぇリサイクルだなぁと思ってしまう。商売が下手なんだろうか、デザイン幻想に浮かれすぎ何だろうか。

ちなみに、この段ボール自転車は9ドル。