トレンディ!!

 今年どうしても見たかった映画のひとつ(あとひとつはThe Expendables)がついに公開。公開2日目なので少し早めに吉祥寺の映画館に行ったが、思ったよりがらがら。客は客席3割程度だった。本当に日本の洋画離れが心配、このままではどの映画館でもアニメとドラマ映画しかかけてくれなくなるんじゃないかと思ってしまう。映画好きには冬の時代だなぁ。

 映画は前作の続き、前作を見ていたほうが楽しめるが大まかに前作をまとめれば
 ”兵器作ってたけど自分の兵器で人が死ぬのは嫌だから、兵器作るのやめて、ヒーローになって戦争を止めるよ、社長自ら”
 の、続き。配役は前作同様、トニースタークにはロバートダウニーJr、秘書ポッツさん(こんな秘書がいてほしい)にはグウィネス・パルトロー、運転手ハッピー(この人監督)をジョン・ファヴローが演じている。ただ、親友のローディ役がテレンス・ハワードからドン・チードルへ変更。ドン・チードルは文官風のルックスなのであんまり軍人が似合わないなぁとは思った。
 なにより悪役ウィップラッシュのミッキーロークのしぶさ、ブラックウィドウのスカーレットヨハンソンのセクシーがたまらない。また、前作クレジット後に出たサミュエルLジャクソンもニック・フューリーとして本編に関わってきた。(ちなみに2もエンドロール後に続きあるから帰らないように、隣のカップルは帰ってしまっていた)あとはスポンサーしているオラクルのCEOといつものスタン・リーも登場。
  映画はとにかく最高に楽しい。トニーとポッツのユーモアのあるやり取り。ド派手な戦闘シーン。赤金スーツで空を飛び、敵をぶったおす。VFXは、ただすごいCGというだけでなくPCやガジェットのインターフェースのかっこよさに目を見張る。あれを想像できることがもうすごい。iphone4Gなんて目じゃない、あんなガジェットほしいと思わせる。
 そしてあの自宅兼制作室。歴代アイアンマンスーツとウォーマシンが飾られ、お供のロボットがあり、レガシーの車から最先端3Dディスプレイ&PC。いつか、あんな家がほしい!!
 もう何も考えず、騒いで見る映画。自分の前に外国人留学生の6人組が大はしゃぎしていたが、あのノリで見るのが正しい。自分も後ろの席で一人で笑い、驚いていた。
 あと、日本を意識しているシーンがいくつかあり、ブラックウィドーが潜入するとき日本でモデルをやっていたという設定があったり、日本庭園がでてきたりしていた。

http://www.ironman2.jp/

で、ここからはネタバレを含むのでアメコミに詳しい人は見ないほうがいい。クレジット後についても書いてあるので。知りたい人はどうぞ読んで。












                                                                                                                                                                                        • -

 今回話の中心として父親の話が出ていたが、あれは完全にキャップに繋がる複線だった。キャプテンアメリカにハワードスタークがでることはもう発表済みだが、S.H.I.E.L.D.創設メンバーだったという話をフューリーが話すシーンがあり、また、リパルサートランスミッターを作る際に水平にするためにキャップの盾らしきものを台に使っていた。

 また、アベンチャーズ計画の話もラストに出てきて、これでますますアベンチャーズへの広がりが生まれた。現在、キャップ、アイアンマン、ソー、ハルクは確定だが、キャップにはファンタステック4のファイアートーチ役のクリスエヴァンスが決まってる。一説にはファンタスティック4作り直しという話もある。敵はだれになるんだろう?

 そして最後、エンドロール後に見えたのは、
トールハンマー!!!!!!!!!!!
ソー、キタ!!!!!!!!!!