バルサが好きで嫌い、マンUが好きで嫌い

 フジアナウンサー三宅のニヤケ面でバルサマンUと言われる度に、イラっとする。今日のスポーツニュースで"ヒディングが空気を読んで負けた"と言ったのがとても腹が立った。久々にテレビを見て不快な気持ちになった。
 それにしても日本のメディアは本当に勝ち馬が好きでことさらマンUマンUバルサバルサとうるさい。"バルサマンUにあらずんばサッカーにあらず"とでも言っているようで。そんでもってそれに踊らされて"プレミアサッカーにあらずんばサッカーにあらず、バルサにあらずんばサッカーにあらず"と欧州サッカーの極一部チーム万歳なのがことさら多くて、本当にうざったい。大体プレミアのチームならマンUリバプールチェルシーアーセナルしかしらない、スペインならレアルかバルサ、イタリアならビッグ3しかしらないのがもう本当に多く、あぁ、こりゃ日本にスポーツなんてねづかねぇって。無理だって。日本のメンタリティはミーハー、オタク、ヤンキーってナンシー関が言ってたけど本当にその通りで、あぁ〜・・・・・・
 一応弁明しとけば自分はマンUは嫌いではない、かつてマンチェスターに行ったときにサッカーの話をしてくれたホームステイ先の子の影響でマンチェスターが好きだし、スコールズギグス最高だと思う。バルサだって、ソシオの会員による資金で運営され、優秀な下部組織を持ち、ぶれないチーム方針と個人技、パスで作るサッカーは好きだ。ただ、サッカーって、個人技と攻撃のみでなしえる物ではないし、堅守だってひとつの戦術であり、自分はシステマティックに行われるサッカーのほうが魅力的だと思う。どうも日本のネット界隈のサッカー記事やテレビを見ると5対3の試合がすばらしく、2対0は凡戦扱いな感じが否めない。点の取り合いだけがサッカーじゃないだろう、1点を取り守るのだってサッカーだろうし、十分ファンタスティックな試合になる。あと、個人技、というより足技マンセーな雰囲気が死ぬほど嫌い。(個人技事態はすばらしい、ただそれを無条件で賞賛するのが嫌い)足技をフットボールというなら、ずっとリフティングでもしてればいいだろうし。

 とりあえず、フジの三宅のニヤケ面に殺意を覚えた日だった。そんな花金データランド