トニー・スコットを偲ぶ

 昨日は友人と飲み、日曜は洗濯と買出しで一日がつぶれる。見るテレビもないのでDVDを借りてくる。悩んだ末に数日前になくなったトニー・スコットの作品で見逃していたものを借りてくる。世間的には兄のリドリー・スコットのほうが知名度があるみたいだが、トニー・スコットも良作を作り続ける名監督の一人であることには間違えない。(なんかリドリー・スコットが格が上みたいな記事や書き込みあったが、リドリーもやらかし映画多いぜ)
 で、借りてきたのはアンストッパブル

 ブレーキをかけ忘れ、危険な燃料満載した機関車が暴走、このままでは市街地で大事故が起こる。それを定年まじかで首になったデンゼル・ワシントン演じるフランクと新米車掌のクリス・パイン演じるウィルが止めるという実話を元にしたストーリー。映像の作りから演出、カメラワーク、ストーリーテリングと骨太でこれぞ職人芸といえる優れた作品だった。まさしくこれがトニー・スコットの映画だった。

 日曜洋画劇場も終わってしまう中、どうしても洋画が見たかった、そしてトニー・スコットの作品がぐっときた週末だった。