レイトショーにて、ヤマトを鑑賞。客入りはまちまち。
新宿のシネコンはレイトでも金額が一緒なのはどうかと、ちょっと値下げしてほしい。
あの宇宙戦艦ヤマトの実写化、そしてキムタク主演ということで前評判はまぁ、散々なものだったが、実際に見ると、ここ最近のテレビ局主導の映画の中ではよくできていた。
100％の満足はなく、いろいろと粗は目立つ。宇宙空間からコクピットへのフェードインがくどいとか、セットがもう1歩なところとかあるにしても、画自体はとてもよくできていた。CGパートもがんばってる感があり、ヤマト自体はかなりの出来。やはり、ヤマトの造形に関しては他アニメや海外映画の宇宙船とは違い、独自色が出てて良い。逆にデスラー艦隊がどっかで見たことあるなぁと思ったらギャラクティカぽかったのはストーリー的なものもあるのだろうけど、原作のものをリファインして良かったんじゃないかと思う。
ただ、ドラマ自体は人間ドラマを重視して山崎監督ということだけど、まぁ、良くあるテレビドラマ程度のもので、おそらく企画段階で3丁目の夕日を作った山崎監督という売り込みだったんだろうけど、樋口監督でもそんなに違いでるかなぁと正直思う。ただ、VFXがわかる監督と考えるとここくらいしかないのが日本の現状ではあるんだろう。せっかく、ヤマト、ガンツとSFもの映画が日本でもでてきたのにそれに続くものがないのが寂しい。
あと、女医にする意味が全くわからなかった。ただ、猫はかわいいかった。
