ラスト15分の奇跡

 今日はJリーグ最終節。ほぼ優勝確定な鹿島対札幌戦を見ながらネットで途中経過を確認。鹿島は前半立ち上がりこそ不安定ながら先制した後は横綱相撲、ほぼ勝ちを手中にしていた。優勝がきまれば気になるのは残留争い。ここで各試合の模様を見ると後半半ばで千葉が2点差で負けている。あぁ、これで千葉降格かぁ、巻好きな選手だったんだけどなぁ〜、前評判だけかと思ったミラー監督もなかなか良い監督だったし来年J2から1年で上がってこいよ〜、と思ってちょいとコーヒーでも飲んでテレビを見ると・・・
千葉対FC東京 3対2
勝ってる!!!何が起こったのか、驚いたのは自分だけではなくNHKアナウンサーも言葉に詰まるほどだった。
最終的に千葉はもう1点取り残留を決め、降格は東京Vと札幌、入れ替え戦に磐田となった。千葉、生き残りおめでとう、2点目をアシストし、そして決まったあとすぐにボールを取り戻っていく巻のあきらめない姿が最後のこの奇跡を読んだんだろう。来シーズンはミラー監督のもとオシム時代とはまた違うミラー監督のサッカーが見られることを望む。
 それにしても鹿島とは憎らしいチームだ。なんであそこまで強く、チームの新陳代謝がうまくできるのか。内田、興梠、田代と若手の台頭、海外復帰組から生え抜きまで優れたプレイヤーがおり、そしてジーコから続く基礎となる共通戦術とブラジル人監督。そんでもってチームをどのように運用していくかで組織の軸がぶれないフロント。それが選手育成、獲得にもいきている。(ただ、一度チームに砂かけて出てった中田や海外でなんも成果上げれずに帰国した小笠原をチームに入れるのが自分としては首をかしげてしまう。多分自分が鹿島嫌いなのはその辺にあるんだろうな、9.5割妬み、0.5割に移籍関連)
 逆に東京Vと磐田は一時代を作ったチームながらいくつもの問題を抱えている。磐田は完全に世代交代ができていない。監督にまたオフト監督を呼んできてしまうあたりに根が深い。来年もオフトなのか?
 東京Vに関してはJ2がフッキ頼みだったのにそこを結局修正できないまま終わってしまった。大黒を加入させるなどまたもビックネームFWに金を出す読売時代と同じ流れ。そんでもって福西、土肥、広山を0表示にしてしまうともうあべこべ。ラモスもなんだか気合一辺倒でもう目も当てられない。ただ、来年からJ2なので岐阜FCとの対戦があり、都内で見れるのがうれしい。見に行きやすくなる。
 そんでもって応援する岐阜FCは相当に厳しいシーズンだった。順位に関しては最下位以上という目標通り13位でのフィニッシュだが同時昇格の熊本に負けてしまった。
 また、この不況の影響で収益面でかなり苦戦しているようで選手の大量解雇など以前から指摘されていたお金の面で躓いてしまった。特に来年はどのようなチームを作っていくのか?
どうしても東京都内在住なので岐阜の情報は入手しにくいのだが、まずは選手確保とスポンサー確保からだろう。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/jleague/headlines/20081207-00000024-kyodo_sp-spo.html