http://plusd.itmedia.co.jp/games/articles/0710/30/news004.html
スーパーマリオが40KBで作られていたという、今考えればそれはすごい工夫があったのだろう。(例えば背景の雲と草を同じ画を使っている)
どうしてもこういう記事に対するコメントを見ると"昔はアイデアがあった、今は容量がでかくなっただけであのころのゲームがすばしい、それがわからない最近の若いもんは!!"と懐古主義者が大勢あらわれ、そんな奴らはノスタル爺のように座敷牢にでも入って思い出に浸ればいいのにと思いつつ(藤子F不二雄短編集3箱舟はいっぱいよりタイトル拝借)、新作"マリオギャラクシー"にて当時マリオブラザーズを作ったスタッフが開発を続けているというのを読むと、こういった技術的なノウハウが貯まっていく任天堂はあらためてすごい会社だなぁと感心する。
そういえば、今から5年くらい前の演劇系雑誌のゲーム特集の中でファミコン時代のノウハウが携帯ゲーム(今から5年くらい前なのを考慮にいれて)でいきてくるという記事があった。大容量に慣れてしまうと逆に差っぴいて作るというのが難しくなり、PSゲームの開発経験がある人でも携帯ゲームとなるとどうもうまく作れないらしく(プログラムを作れないというよりゲームとして面白さ、システム面がもっさりしてしまう)そこにファミコン世代の人たちの数メガに落とし込む技を用いたとのことだった(さすがに5年近く前の記事なので記憶があいまい)
温故に浸りノスタル爺のように懐かしむだけでは何の意味も無い。今あるものを最大限生かすことこそ意味がある、そしてそうありたい。
箱舟はいっぱい (小学館文庫―藤子・F・不二雄〈異色短編集〉)
- 作者: 藤子・F・不二雄
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 1995/07/01
- メディア: 文庫
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