半年に1度

9月23日
 仕事が忙しく、なかなか休みが取れなかったのだが3連休を利用して、ひさびさに実家に戻る。
 いつものように新幹線で名古屋まで、そこから岐阜駅まで向かう。岐阜駅周辺も開発がはじまり、ところどころ工事中、来るたびに景色が変わる。それでも街中は人気がなく、PARCOも閉店が決まり、ますます寂れていく一方だ。
 岐阜駅までおかんに迎えに来てもらい、そこから30分強かけ我が故郷武儀郡へ・・・と言いたいところだが、合併してもう武儀郡は存在しておらず、ついに郡民から市民へとグレードアップ、関市となった故郷へ降り立つ(といっても変わったのは道にかけてあるのぼりに"ようこそ関市へ"と書いてあるだけだが)
 ひさびさの実家だがもう俺の部屋なぞ存在しておらず、当然飼い犬にも忘れられ吠えられるという暖かい歓迎を受ける。しかも唯一地元に戻り、交友関係の広い友達が北海道へ行っており、いきなりすることがなくなる。とりあえず、おかん用ノートPCの使い方を説明する。(アキバで7980のDellノート、趣味の点字に使用)夜は普通にテレビを見て寝る。深夜に兄貴とコンビニへ。23時なのに人っ子一人いやしねぇ、というより車走ってないし。これが田舎のすばらしさかな・・のんびりと1日目終了。

9月24日
 地元の友達と連絡も取れない状態なので(地元に残った連絡可能な友は北海道へ)まずは起きてすぐに地元の街を歩いてみる。餓鬼のころよく遊んだ川も工事ばかりされてしまい、水量が減ってしまった。これではもう泳げないなぁとぼんやりと堤防を歩く。家に帰り朝飯を食い。原付に乗って地元をぷらぷらする。地元の景色を眺めながら小学生のころに学校行事でよく登った山に着く。ここで課外授業あったなぁ、と昔を思い出し、久々に登る。登ってみると階段の石はこけまみれ、くもの巣も張ってて最近は登られていないことを知る。危険だから登らせないのか?そんなに高い山でもなかろうに、兎に角頂上まで登り、街を見下ろす。建物は若干増えたがその風景は餓鬼のころからほとんどかわっていなかった、やっぱり田舎は時がゆっくり進んでいる・・・

 と、これで1泊2日の帰省は終わり。イベントもなく、友にも逢わず、東京へ戻る。今度帰るときは正月。毎年恒例の年越し集会か。