いきつけのお店で顔なじみの常連客と議論を交わす。議題はart。彼は写真を学ぶ専門学生なのだが、文学の与える影響が写真が与える影響よりも高いのではないか、というところがきっかけ。ここで議論したことを全部書ききれないし、自分も明確な答えがあるわけでなく、しかも自分はまとめる能力が皆無なものでそのとき考えた、またその後考えたこともろもろを書き綴ってみる。
- 情報を伝える方法において、写真よりも映像のほうが勝る。
しかし、写真も映像も編集可能。一般的には写真は芸術性が高いと思われている(と俺は考えていた)が今評価される写真はかっこいい、きれいというものでそれは被写体がきれいだったり、取る技術を学べば誰でも取れる。じゃあ報道写真はどうなのか?報道写真の意味とは?
- 文学、音楽は自己完結できる⇔写真、映像には被写体が必要
- アートとは?
かつて東京学芸大学へ行っていたとき、東京学芸を英語にするとTokyoArtだと言われた。artの語源はラテン語のアルス(ars)であり、学問という意味がある。
- アーティスト、デザイナーの違い
アーティストは自分の思うがままに物を作る。デザイナーは依頼されたものを作る。しかし、アーティストに芸術性があって、デザイナーに芸術性がないわけではない。芸術、アートを分けるものとは?
- 映画"ブリスター"の中で山崎裕太演づるフィギュアマニアがフィギィアをオタクだと言われたときに語る言葉に"黒澤も宮崎も庵野も、みんなアートじゃねぇのかよ"というような台詞(何せこの映画見たの数年前なので)があったのだが、芸術に違いはあるのだろうか?ジブリとポケモンの評価の違い。
と、全く脈略もなんもないものを書き連ねてみた。いつかこれを見たときに何か答えが見つかるかもしれない。