ドロステのはてで僕ら

相変わらずコロナ自粛の世の中、久しぶりに映画を見に行く。

 

ヨーロッパ企画オリジナル作品、”ドロステのはてで僕ら”はまさしく、SF、正しく少し不思議なSF映画だった。とにかくシナリオが秀逸、よく思いついたと思わずにいられない、素晴らしいストーリーテリング、本当に低予算だろうと面白い映画は作れる典型のような映画で、自分も脳にもっと汗かいてシナリオ考えなきゃいけないな、と思わせる映画だった。

しかも撮影はDJIのOsmo Pocketという、それで撮れるんだ、もうカメラ云々言えないなと思わされた。

少し前にハリウット監督がiphoneで撮影したときは、カメラこそiphoneだがそれ以外においくら億円つかっとんねんという特機やらキャスト数やらスタッフの多さだったが、本当に演者もスタッフもみんなで作れることを見せつけられた。

 

ヨーロッパ企画得意の時間トリックだが、CGじゃなくてもSF見せるのはなぞの転校生以来の衝撃だった。